画像の書き出し
作品を統合した画像のコピーを書き出せます。書き出しによって.capyの作品が変更されることはなく、保存したことにもなりません。
画像を書き出す
次のいずれかの操作を行います。
- ファイル > 書き出し… を選びます。
- Ctrl+Shift+Eを押します。
画像を書き出すダイアログが、用途をWeb / 共有にした状態で開きます。ファイルを選択… を選択し、保存場所を選びます。名前の候補は、作品の名前に形式の拡張子を付けたもので、「無題.png」のようになります。FirefoxとSafariでは、代わりにファイルをダウンロードダイアログが開きます(開く・保存を参照)。
ファイル名は、形式の拡張子で終わる必要があります。切り抜きや変形の操作中は、書き出し… を使えません。
設定

一部の設定は、特定の形式でだけ表示されます。
用途
ほかのすべての設定をまとめて設定します。保存した書き出しプリセットは、次の組み込みの用途の後に表示されます。
- Web / 共有:元のサイズの8ビットsRGBのPNG。
- 広色域の画像:Web / 共有と同じ内容をDisplay P3で書き出します。
- さらに編集:作品の色空間の16ビットTIFF。
- カスタム:Web / 共有と同じ設定から始まります。
ダイナミックレンジ
SDRの作品ではSDRです。HDRの作品では、HDR形式から選びます(下の「HDRの書き出し」を参照)。
範囲外のHDR色をクリップ
HDR PNG、HDR JPEG、HDR AVIFの範囲を超える色をクリップします。これらの形式でだけ表示されます。
形式
PNG画像、TIFF画像、JPEG画像、WebP · 可逆圧縮のいずれかです(下の「形式の制限」を参照)。
出力プロファイル
sRGB、Display P3、Adobe RGB (1998)、ProPhoto RGBのいずれかです。プロファイルが埋め込まれた写真レイヤーがある場合は、そのレイヤーごとに「元のプロファイル: プロファイル名」も選べます。
ビット深度
8ビットまたは16ビットです。
透明度
保持、白の背景、黒の背景のいずれかです。
色の変換方法
相対的な色域を維持(初期設定)、知覚的、彩度、絶対的な色域を維持のいずれかです。
ディザ
なしまたはランダムディザ(8ビット出力) です。
品質
圧縮の品質を1から100までで指定します。初期値は90です。JPEG、HDR JPEG、HDR AVIFで表示されます。
ピクセル数
元のサイズまたは指定サイズ内に収めるです。指定サイズ内に収めるを選ぶと、最大幅(px) と 最大高さ(px) が追加され、縦横比を変えずに、その範囲に収まるように画像が縮小されます。
解像度のメタデータ
元の設定を保持、1インチあたりのピクセル数、省略のいずれかです。1インチあたりのピクセル数を選ぶと、1から65535までの入力欄が追加されます。初期値は300です。
メタデータ
すべて、著作権と連絡先、なしのいずれかです。すべてでは、位置情報を削除が初期設定でオンになっています。これらの行は、カメラや著作権の情報を含む写真から開いた作品でだけ表示されます。
ICCプロファイルを読み込む…と保存したプロファイル…
ICCプロファイルを読み込む… で、16 MiBまでの.iccまたは.icmファイルを出力プロファイルに追加します。保存したプロファイル… でカラープロファイルライブラリが開きます。
プリセット名とプリセットのボタン
プリセットを保存で、現在の設定をプリセット名の名前で新しい用途として保存します。プリセットを更新とプリセットを削除で、選択中の保存したプリセットを変更または削除します。用途の設定をリセットで、組み込みの用途の設定を元に戻します。
出力をプレビュー
書き出される画像を作品の横に表示します。それぞれに作品と出力の見出しが付き、出力の色域から外れる色がある場合は警告が表示されます。設定を変更すると、プレビューは消えます。
ファイルを選択…
画像の保存場所を尋ねます。
形式の制限
- JPEGとWebPは8ビットだけです。
- JPEGでは透明度を保持できません。
- WebPは各辺16,384ピクセルまでです。
- グレースケールの出力プロファイルでは、WebPを使えません。
- CMYKの出力プロファイルでは、TIFFとJPEGだけを透明度なしで使えます。
ほかの設定と合わない選択肢は、淡色で表示されます。
書き出しプリセット
書き出し後、組み込みの用途には、使った設定が保持されます。保存したプリセットで書き出した場合、設定はカスタムに保持されます。プリセット自体が変更されるのは、プリセットを更新を使ったときだけです。
プリセット名は80文字まで、プリセットは64個まで保存できます。プリセットはすべての作品で使えます。
HDRの書き出し

16ビットまたは32ビット浮動小数点の作品では、ダイナミックレンジに次の選択肢があります。
| 選択肢 | 書き出す内容 |
|---|---|
| SDR表示 | 作品のSDR版(SDRの設定を使用) |
| HDR JPEG · ゲインマップ | ゲインマップ付きの.jpg |
| HDR AVIF · 透明度付きゲインマップ | ゲインマップと透明度付きの.avif |
| HDR PNG · BT.2020 PQ | BT.2020 PQでエンコードした、透明度付きの.png |
| OpenEXR · 32ビット浮動小数点 | 作品の色空間の、透明度付きの.exr |
SDR表示では、SDR表示を調整で設定したSDR版が使われます。OpenEXRには、カメラや著作権の情報は保持されません。HDRの作品では、さらに編集はさらに編集(SDR) という名前になり、OpenEXRを使います。
HDR JPEGとHDR AVIFでは、出力をプレビューを選ぶとプレビューする表示が追加され、HDR再構成 · SDRプレビューと符号化されたSDRベースを選べます。
プレビューでHDR PNG、JPEG、AVIFの範囲を超える色が見つかった場合は、範囲外のHDR色をクリップをオンにするかOpenEXRを選ぶまで、ファイルを選択… を使えません。
再書き出し
ファイル > 再書き出しでは、作品の最後の書き出しを、同じ設定と同じファイルで、ダイアログを開かずに繰り返します。作品を一度書き出すまでは使えません。
作品はそれぞれ最後の書き出しを個別に保持し、再起動後も残ります。FirefoxとSafariでは、再書き出しでファイルをダウンロードダイアログが表示されます。
その他のプラットフォーム
Linuxでは、設定がサイズ、色と透明度、プリセットのページに分かれ、一部のラベルが異なります。iPadとmacOSのダイアログも、それぞれ独自のラベルを使います。