塗り込み
前の工程で作った輪郭を保ちながら、下塗りの上に描き込みます。クリッピングしたレイヤーの塗りは、下のレイヤーの形の内側だけに表示されます。この仕組みで陰影を個別に修正し、複数の塗りに同じ境界を使えます。
このガイドは想定する制作手順を説明する草案で、開発中の機能も含みます。
このページで学ぶこと
- 陰影レイヤーを下塗りにクリッピングし、形の内側だけに表示します。
- 新しいストロークはブラシの不透明度で、描いた陰影全体はレイヤーの不透明度で調整します。
- 下塗りのマスクで縁をまとめて修正し、線画の色を変えて完成画像を書き出します。
1. 下塗りの上に描く
髪を選び、そのすぐ上に髪の陰影レイヤーを追加してクリッピングを有効にします。クリッピングでは、下のレイヤーの見えている形が上の描画を表示する範囲になります。髪の輪郭を越えてストロークを引いても、顔や背景には色がかかりません。
塗り用のプリセットと陰影の色を選び、髪の陰影レイヤーに描きます。この段階では合成モードを通常のままにしてください。下塗りは髪レイヤーに残るため、陰影のストロークを消しても下塗りに穴は開きません。
2. ストロークとレイヤー全体を調整する
ブラシのサイズ、不透明度、筆圧への反応で、これから描くストロークを調整します。描いた陰影全体を弱めるには、髪の陰影レイヤーの不透明度を下げます。ブラシの不透明度を下げても、すでに描いた部分は薄くなりません。
質感を別に調整するには、髪の陰影のすぐ上に髪の質感を追加し、クリッピングを有効にします。上から髪の質感、髪の陰影、髪の順に並べ、上の二枚を髪にクリッピングします。髪の質感の表示を切り替えて効果を比較してください。ブラシの反応を変えたい場合は、ブラシエンジンの不透明度、流量、筆圧を参照します。
3. 輪郭や色を修正する
髪の輪郭を直すときは、髪レイヤーのマスクを編集します。クリッピングした塗りも下塗りの形に追従するため、陰影の各レイヤーで同じ縁を修正する必要はありません。陰影のストロークだけを直すときは、髪の陰影レイヤーを編集してください。
肌と服にも同じ構成でクリッピングレイヤーを追加します。線画は塗りの上に残します。線の太さを変えずに色を変えるには、線画の透明度ロックを有効にして線の上から塗ります。透明度を保ったまま、既存の線だけを塗り替えられます。これらの使い分けはレイヤーマスクとクリッピングで確認できます。
レイヤーを保持したドキュメントを保存してから、共有用の画像を書き出します。ドキュメントにはマスクと個別の陰影レイヤーが残るので、後から修正できます。