ブラシエンジン
ブラシのプリセットは、筆跡の作り方とペンへの反応を決めます。既存のプリセットが目的に近く、間隔、色の重なり、筆圧への反応を変えたい場合にエンジンを調整します。同じ形の試し描きで、一つずつ変化を確認します。
このガイドは想定する制作手順を説明する草案で、開発中の機能も含みます。
このページで学ぶこと
- 同じ描画条件で、複製したプリセットと元のブラシを比較します。
- 先端の間隔とテクスチャを変えて、ストローク内の筆跡を調整します。
- 不透明度、流量、筆圧への反応を分けて、色の蓄積を調整します。
比較用のストロークを決める
目的に近いプリセットを複製し、サイズ、色、試し描きの形をそろえて変更を比較します。短く点を打つより、筆圧を徐々に強めてから弱めるゆっくりした曲線の方が、反応を確認できます。
試し描き用レイヤーの不透明度は最大、合成モードは通常にしておきます。ほかの設定ではレイヤー側の効果がブラシの変化を分かりにくくすることがあります。変更したプリセットの管理はカスタムブラシで説明しています。
ブラシ先端と間隔を調整する
ストロークは、ブラシ先端の形をスタンプのように連続して重ねたものです。間隔は、そのスタンプ同士の距離を調整します。線が独立した跡の列に見える場合は間隔を狭め、先端の形を一つずつ見せたい場合は広げます。
先端の回転と散布はスタンプの配置を変え、テクスチャは筆跡にかすれなどの変化を加えます。それぞれを別に調整すると、不要な模様が先端、間隔、テクスチャのどれに由来するか判断できます。
不透明度、流量、筆圧を分けて調整する
ブラシの不透明度はストロークの透明さを制御します。流量は各スタンプが置く色の量を制御し、一つのストローク内で色が蓄積する様子を変えます。一本続けて引いた線と、何本か重ねて引いた線を比較して、そのプリセットでの違いを確認してください。
筆圧カーブは、入力された筆圧をサイズや不透明度などの値に対応させます。細い線から太い線まで描けるものの、少し筆圧を変えただけで線幅が急に変わる場合は、カーブを調整します。筆圧による変化がまったくない場合は、先に入力設定を確認してください。デバイスから届いていない筆圧を、ブラシのカーブで補うことはできません。